LPガスは、「Liquefied Petroleum Gas（液化された石油ガス）」が正式名称です。 石油ガスに圧力をかけて液化させ、LPガス容器に入れています。 主な成分がプロパンガスのため、プロパンガスと呼ばれることもあります。

LPガスは燃焼時のCO2排出量が少なく、 酸性雨の原因となる硫黄酸化物をほとんど含まないため 環境に優しいクリーンなエネルギーです。 また、オゾン層の破壊につながる特定フロンに代わる物質として、 ほとんどの分野でエアゾール用に使用されています。

LPガスの発熱量は、都市ガスの約2.2 倍。 コストパフォーマンスに優れたエネルギーです。 ハイパワーな火力は、一般家庭だけでなく飲食店でも重宝されています。

LPガスは、各戸にエネルギー源（ガス容器）を個別供給する「分散型」エネルギー。 そのため１戸単位での点検や安全確認、修理が可能で、迅速に復旧できます。 また持ち運びが容易なことから、いち早く避難所や仮設住宅への設置が可能です。